05260-180917 左親指シフトのスペーキーを「初回無効」にすると意図しない変換がなくなる
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人に教えていたら、ブログに書いていなかったポイントがあることに気づいた。それは左親指シフトとして使うスペイスキーを「初回無効」に設定すること。
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それに加えて「Lacaille」の環境設定で「親指左」を「初回無効」に設定します。 https://gyazo.com/5327fc1dce516ac05b7ee64c001e67f2
これによってスペイスキーを単独押しした際、無挙動になります(2度連続押しすると反応します)。
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2015年9月にリリースされたMacのOS「OS X El Capitan」に搭載された「ライブ変換」のおかげで、日本語入力中に「変換」キーを押す必要がほぼなくなりました。もうスペイスキーを何度も押して変換したり、それをreturnキーによって確定する必要がない。文字を入力するだけで、自動的に的確な仮名漢字混じりの文章が記述されます。サラサラサラサラ。楽チン。もう、手動変換していた時代には戻れません。 そうなると、スペイスキーから変換機能を外したい。必要のない機能ですから、いらない。特に親指シフトをしていて左親指シフトを同時押しすべきところ、文字キーと若干ずれて押した時、「変換」になってしまうのは困る。正確に「同時」押しすればいいことだし、そのためにLacailleには「同時判定時間」を設定でき、だいたい35〜45msに設定しておけば、ちょっとずれても大丈夫。
でも、なんかルーズに押した時、たま〜に変換されてしまうと困る。そこでスペイスキーから変換機能をなくしてしまいたい。
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それが、この「初回無効」設定で実現するのです。画期的!!
Lacailleを使う最大の目的はこれ、といってもいいくらい、目玉機能です。これをonにしない手はない。
さてその場合、明示的に変換したい場合どうするか。
変換:control+n
確定:control+m
を使っています。Macの「変換」は「変換」というよりも、「次の候補へ移行」という発想なので、「next」の「n」なのです。また確定はもちろんreturnキーでも可能ですが、control+nで変換した人差し指をそのまま右にスライドして(左手小指でcontrolを押したまま)mを押せば確定できる。楽です。
このように文字入力の諸機能はcontrolキーを使うことでだいたい実現されています。例えば文節の区切りの伸縮は、
文節区切りの伸長:control+o
文節区切りの縮小:control+i
です。「out」と「in」ですね。
このほか、controlキーを使ったカーソル操作については何度も掲載しています。たとえば、
あとひとつ。かなモードでスペイスを入力する方法。
shift+space Key:半角スペイス
option+space key:全角スペイス
日本語を書いている時ってスペイスを入力する機会が少ないので、実質的な影響はありません。なお、英数モードにはLacailleの影響はありませんので、英数モード時は通常どおりspace key単独で半角スペイスを入力できます。
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